フジテレビ系列の土ドラで2022年1月から放送された深夜ドラマ「おいハンサム‼」のシーズン2が2024年4月6日からスタートしています。
伊藤家三女・美香の彼氏役(ユウジ)で出演している須藤蓮さんについて調べてみました。
引用元:https://www.oihandsome.com
ドラマの中のユウジを演じる須藤蓮さんの個性的な演技と演じているユウジのキャラに惹かれて、須藤蓮さんを調べようと思ったのがきっかけです。
ドラマの中のユウジ(須藤蓮)は自称漫画家でだらしない彼氏という役ですが、思ったことをそのまま子どものように素直に表現している姿が、かわいく憎めないキャラで個人的に大好きです。
俳優として演じているキャラではない須藤蓮さんとはどのような方なのでしょうか?
調べていけば調べていくほど、興味深い、奥深い、俳優、監督であることがわかりました。一緒に見ていきましょう。
プロフィール
- 名前 須藤 蓮(すどう れん)
- 生年月日 1996年7月22日
- 出身地 東京都
- 高校 武蔵高等学校
- 大学 慶応義塾大学
俳優になったきっかけ
もともとは俳優を目指されていなかったようです。
須藤蓮さんは自分のことを「何か独特な特技があるわけでもなく、何かを表現することが得意ではない」と話されています。
ですが、須藤蓮さんは賢く優秀です。学生の頃、お金持ちに憧れていた時期があり、「勉強してお金を稼いで認められたらいい、弁護士になったらすごそう」という動機で慶応義塾大学へ進学され、司法試験に挑戦されています。
エリートコースの道をまっすぐ進んでいる途中で、意識の変化が起こったそうです。
きっかけは東大生の友人が瞑想の世界へはまり、その友人との会話の中で、須藤蓮さんの意識に変化がありました。
「勉強してお金を稼いで認められたらいい」という価値観を疑うようになり、自分の中から湧き上がる「自分が表現することへの想い」に気づいたことが俳優になるきっかけだったようです。
それまで積み上げてきたものを投げ捨てて俳優になるために芸能の世界へ飛び込んだそうです。
監督になったきっかけ
須藤蓮さんは「MEN’S NON-NO」(集英社)の専属モデルをされて、俳優になられているわけですが、モデルについては、「オーディションは大学受験と同じで競争に勝ち抜いた経験」。
俳優については、「俳優がどんなに頑張っても、脚本からは逃れられない」と話されています。
役を演じることについて、その役は誰かが与えてくれた役ではなく、つくりあげることが須藤蓮さんにとっての表現なのだと思われます。
須藤蓮さんが出演している映画「ワンダーウォール」が、監督への道につながった経験だったようです。
「ワンダーウォール」の良さについて、「俳優の演技の前に脚本の良さがあってこそだ」ということに気づかれたそうです。 ワンダーオールの脚本は脚本家・渡辺あやさんが書かれています。須藤蓮さんは渡辺あやさんについて、「どの作品も面白い、この人と一緒にやりたい」と話しています。
須藤蓮さんと渡辺あやさんとのエピソード
ワンダーオールに出演したころの須藤蓮さんは大学生。その頃に須藤蓮さんは渡辺あやさんに自分の書いた脚本を送ったそうです。
渡辺あやさん曰はく、最初は脚本とは言えないもので、途中で終わっていたりして、厳しい言葉を須藤蓮さんに返しているわけですが、須藤蓮さんは諦めるのではなく、書き続け、渡辺あやさんに送り続け、いつの間にか、渡辺あやさんと一緒につくり上げていくことになったそうです。
それが、「blue rondo」。須藤蓮さんにとって、監督を務めた2作目の映画で、脚本は須藤蓮さん・渡辺あやさんとの共同脚本になります。
(「blue rondo」は2022年12月9日から上映、再編集されて「ABYSS」2023年9月15日からに上映)
出演作品
映画
おいハンサム‼ (2024年6月21日公開予定)
ABYSS アビス (2023年公開)
逆光(2021年公開)
蒲田前奏曲(2020年公開)
ワンダーウォール 劇場版(2020年公開)主演
いのちスケッチ(2019年公開)
映画監督
逆光(2021年) 企画・監督・主演
blue rondo(2022年) 監督・主演
ABYSS アビス(2023年) 監督・主演
映画「ABYSS」 男の子と女の子が恋愛するという他愛もないストーリー。それでいて、人の心の内面にえぐりこむ作品。人の心理がストレートに表現されています。
まとめ
ドラマ「おいハンサム‼」で、三女の彼氏役を演じる須藤蓮さんに惹かれて調べてみました。
俳優であり、監督でもある須藤蓮さんは、自分の心の内にあるものを作り手として、そして演技から表現し、見る人、特に若い人たちの心の奥にあるものに気づかせ、何らかの意識変容を起こすことを狙いとしていらっしゃることがわかりました。
須藤蓮さんの作品は、ストーリーの奥にあるものを見た人それぞれが、感じ取る作品であり、感想を言うのではなく、触れることで気づき、変わる、そして自分を認める人が増えていく作品。
自らが意識変容を体験され、須藤蓮さんの活動が世の中に連鎖していくための作品作りをされていることがわかりました。
20代の須藤蓮さんが今後どのような作品を生み出していかれるのかとても楽しみです。